姓氏研究五十音 > 後藤

後藤姓

ごとう
調査・監修 山名令修系統 15更新 2026年9月

この姓の起こり

「後」に「藤」。藤原の「藤」を添えた、佐藤・加藤・伊藤と同じ作りのお名前でございます。

では「後」とは何か。これには二つの見方がございます。

ひとつは、「後の藤原」という見方。藤原の家から後に分かれ出た家だという、広く語られてきた解釈でございます。

もうひとつは、国の名の一字だという見方。藤原利仁の流れを汲む藤原公則が備後守(一説に肥後守)を務め、その孫の則明が「後藤太」を名乗ったと『尊卑分脈』に記されております。加藤が加賀、伊藤が伊勢、近藤が近江であるように、後藤の「後」は備後、あるいは肥後の一字だという見方です。

姓氏の学問では、『尊卑分脈』の記すほうが有力とされております。

どちらであっても、藤原の流れを名に留めた家であることに変わりはございません。

「藤」の字を後ろに置くお名前は、藤原の一族から出たしるしでございます。

成り立ちの型 氏族系土地の一字に、藤原の「藤」を添える。
佐藤、伊藤、加藤——みな同じ作りのお名前です。

本調査では、全国の後藤姓を15の系統に分けて把握しております。

分布

全国順位
第28位
推定人口
約37万2千〜39万人
現在の主な地域
栃木県・福井県・滋賀県・大阪府・兵庫県・広島県・佐賀県・長崎県・大分県

旧国名は、各系統の発祥地・定着地として確かめえたものを、系統の別なく並べております。どの系統がどの土地かは、レポートに記しております。

15の系統

藤原利仁流 後藤氏(本宗)
詳細はレポート
藤原秀郷流 後藤氏(佐藤氏流・基清系)
詳細はレポート
肥前後藤氏(武雄後藤氏)→武雄鍋島家
詳細はレポート
播磨後藤氏(春日山城主・後藤又兵衛系)
詳細はレポート
美作後藤氏(三星城・勝基系)
詳細はレポート
仙台藩 後藤氏(黄後藤・信康系)
詳細はレポート
土佐後藤氏(象二郎系)
詳細はレポート
後藤四郎兵衛家(装剣金工・大判座)
詳細はレポート
後藤庄三郎家(江戸金座・小判座)
詳細はレポート
近江後藤氏(六角氏家臣・秀郷流別流/宇多源氏説併存)
詳細はレポート
石見・安芸後藤氏
詳細はレポート
大友氏家臣団・九州在地後藤氏
詳細はレポート
備後後藤氏(芦田郡常国村在地系)
詳細はレポート
五島後藤氏(宇久→五島→後藤、桓武平氏流/松浦党伝承)
詳細はレポート
地名由来系・帰農/改姓系(在地系・氏族不詳)
詳細はレポート
各系統の由来・分布・出典・家紋・ゆかりの社については、姓氏研究レポートに記しております。
祖神は、氏族が定まる系統についてのみ記します。推し量って書くことはいたしません。
この姓には、15の系統がございます。
あなたのお家が、そのどれに連なるか。
家紋・ご宗派・ご先祖の土地。この3点は、由来も伝わり方も別のものでございます。
その3点が同じ方向を指したとき、お家の系統は絞られてまいります。
姓氏研究レポート ¥48,000(系統所見を含みます)
公式LINEで姓をお送りいただいた方には、その姓の記載を改めたときにお知らせいたします。一覧に無い姓のご希望も、LINE でお受けしています。
公式LINEを開く
調査・監修 山名令修(姓氏研究家)/ 合同会社和氣流開明学館
本ページに記しましたのは、いずれも典拠を確かめえたことのみでございます。推し量って補ったところはございません。文献に未詳のものは「未詳」と記します。
記載は調査の進展にあわせて改めてまいります。更新の日付を本文上部に掲げております。

あわせて

出典
  1. seishi_data系統①・roots_estimation(バッチ0・語源基準2巡検品 2026-08-15)