百原姓
ももはら/もばる/もはら
調査・監修 山名令修系統 4更新 2026年9月
この姓の起こり
「ももはら」「もばる」「もはら」――土地によって、いずれの読みもございます。
「百」は、数の百そのものではなく、数多い、豊かであるという古い言葉。百瀬、百地、百々(どど)と同じ使い方でございます。
「原」を「ばる」と読むのは、九州の言い方です。田原坂(たばるざか)、西都原(さいとばる)のように、南九州では人の手で拓いた土地を「ばる」と呼びました。「もばる」の読みは、このお名前が南九州の土地に根ざしていることを、読みそのものが物語っております。
日向国諸県郡の山田――いまの宮崎県都城市には百原川が流れ、このあたりに百原のお名前が多く見えます。肥後の葦北にも、また球磨にもございます。
数の少ないお名前ほど、古い記録は残りにくうございます。太田亮の『姓氏家系大辞典』にも、桃の字の「桃原」は載りますが、「百原」の項はございません。
豊かな原。そう呼ばれた土地で、それぞれの家が名乗りはじめた、南九州のお名前でございます。
成り立ちの型 地名系土地の名が、そのまま人の名になった。
日本の姓で、いちばん多い成り立ちです。
本調査では、全国の百原姓を4の系統に分けて把握しております。
分布
- 全国順位
- 第21,048位
- 推定人口
- 約200人
- 現在の主な地域
- 滋賀県・高知県・熊本県・宮崎県
旧国名は、各系統の発祥地・定着地として確かめえたものを、系統の別なく並べております。どの系統がどの土地かは、レポートに記しております。
4の系統
①
日向国諸県郡・都城(旧山田町「百原」)地名系
詳細はレポート
各系統の由来・分布・出典・家紋・ゆかりの社については、姓氏研究レポートに記しております。
祖神は、氏族が定まる系統についてのみ記します。推し量って書くことはいたしません。
この姓には、4の系統がございます。
あなたのお家が、そのどれに連なるか。
家紋・ご宗派・ご先祖の土地。この3点は、由来も伝わり方も別のものでございます。
その3点が同じ方向を指したとき、お家の系統は絞られてまいります。
姓氏研究レポート ¥48,000(系統所見を含みます)
公式LINEで姓をお送りいただいた方には、その姓の記載を改めたときにお知らせいたします。一覧に無い姓のご希望も、LINE でお受けしています。
公式LINEを開く調査・監修 山名令修(姓氏研究家)/ 合同会社和氣流開明学館
本ページに記しましたのは、いずれも典拠を確かめえたことのみでございます。推し量って補ったところはございません。文献に未詳のものは「未詳」と記します。
記載は調査の進展にあわせて改めてまいります。更新の日付を本文上部に掲げております。
出典
- 姓氏研究レポート(自社調査)
- 太田亮『姓氏家系大辞典』