姓氏研究五十音 > 谷

谷姓

たに
調査・監修 山名令修系統 8更新 2026年9月

この姓の起こり

谷。山と山のあいだの低いところ、そのままのお名前でございます。

この一字のお名前には、面白いことがございます。「谷」の字を、東日本では「や」、西日本では「たに」と読むのです。渋谷、四谷、鶯谷――東の谷は「や」。谷川、谷口、谷本――西の谷は「たに」。

ですから「たに」と読む一字姓の谷は、西日本に多いお名前でございます。

谷は、水の集まるところ。山の水が流れ下って川となり、その谷あいに田を開いて人が住みました。谷の奥に住む家、谷を預かる家が、谷を名乗っております。

谷はどこにでもございます。谷家も一つの流れではなく、それぞれの谷で、それぞれに起こっております。

古い文献では「谿(たに)」の字を当てることもございました。渓(けい)の字と同じ、谷川の意味でございます。

成り立ちの型 地形系山、田、川、谷。
土地の姿が、そのまま人の名になりました。
地図ではなく、景色から生まれた名です。

本調査では、全国の谷姓を8の系統に分けて把握しております。

分布

全国順位
推定120-150位
推定人口
約77,900〜85,000人(電話帳・住民基本台帳ベース推定)
現在の主な地域
岐阜県・滋賀県・奈良県・高知県

旧国名は、各系統の発祥地・定着地として確かめえたものを、系統の別なく並べております。どの系統がどの土地かは、レポートに記しております。

8の系統

丹波山家藩主谷家(宇多源氏佐々木氏流公称・美濃出自)
詳細はレポート
宇多源氏佐々木氏流谷家(高松松平家家老)
詳細はレポート
土佐藩谷家(大神姓・谷干城家)
詳細はレポート
古代渡来系・東漢氏流谷氏
詳細はレポート
紀伊国谷氏系(雑賀荘・高野山領)
詳細はレポート
備中・備後・備前・美作の在地系
詳細はレポート
信濃・出雲・越中・北陸・駿河・薩摩等の在地系
詳細はレポート
地名由来在地系・帰農系・明治選択系
詳細はレポート
各系統の由来・分布・出典・家紋・ゆかりの社については、姓氏研究レポートに記しております。
祖神は、氏族が定まる系統についてのみ記します。推し量って書くことはいたしません。
この姓には、8の系統がございます。
あなたのお家が、そのどれに連なるか。
家紋・ご宗派・ご先祖の土地。この3点は、由来も伝わり方も別のものでございます。
その3点が同じ方向を指したとき、お家の系統は絞られてまいります。
姓氏研究レポート ¥48,000(系統所見を含みます)
公式LINEで姓をお送りいただいた方には、その姓の記載を改めたときにお知らせいたします。一覧に無い姓のご希望も、LINE でお受けしています。
公式LINEを開く
調査・監修 山名令修(姓氏研究家)/ 合同会社和氣流開明学館
本ページに記しましたのは、いずれも典拠を確かめえたことのみでございます。推し量って補ったところはございません。文献に未詳のものは「未詳」と記します。
記載は調査の進展にあわせて改めてまいります。更新の日付を本文上部に掲げております。

あわせて

出典
  1. seishi_data系統①・roots_estimation(バッチ0・語源基準2巡検品 2026-08-15)