姓氏研究五十音 > 金子

金子姓

かねこ
調査・監修 山名令修系統 8更新 2026年9月

この姓の起こり

武蔵国入間郡に、金子という土地がございました。いまの埼玉県入間市のあたりでございます。

この地に拠った一族が金子を名乗り、鎌倉のころには金子十郎家忠(いえただ)が源平の合戦で名を上げております。

金子という土地の名の起こりには、二つの見方がございます。

ひとつは、金(かね)の出る土地という見方。砂鉄や砂金を採り、鍛冶を営む人々が住んだ川や山を、金子と呼んだという流れです。

もうひとつは、鍛冶の神さま「金屋子(かなやご)」の名がなまって金子になったという見方。こちらも、鉄と火に近い土地であることは同じでございます。

どちらであっても、金子は金属に縁のある土地の名でございます。お金の意味の「金子(きんす)」とは、字は同じでも別のものでございます。

武蔵のほかにも金子の地名はあり、そこからそれぞれに起こった家もございます。

成り立ちの型 地名系土地の名が、そのまま人の名になった。
日本の姓で、いちばん多い成り立ちです。

本調査では、全国の金子姓を8の系統に分けて把握しております。

分布

全国順位
第42位(媒体により46〜56位の幅あり)
推定人口
約27万〜29万人(シェア約0.22〜0.24%)
現在の主な地域
福島県・埼玉県・東京都・山梨県・島根県・広島県・愛媛県

旧国名は、各系統の発祥地・定着地として確かめえたものを、系統の別なく並べております。どの系統がどの土地かは、レポートに記しております。

8の系統

桓武平氏村山党流 武蔵金子氏
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伊予国新居郡金子氏(村山党分流)
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安芸金子氏/温品氏(村山党分流)
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武蔵七党横山党流金子氏(参考・少数説)
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藤原氏系金子氏(藤原秀郷流ほか)
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物部姓金子氏/たたら製鉄系
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新潟・佐渡の在地系(上杉随行・金山系)
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後北条家臣・甲斐三枝氏流・源氏系・御手洗豪商系・地名由来系
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各系統の由来・分布・出典・家紋・ゆかりの社については、姓氏研究レポートに記しております。
祖神は、氏族が定まる系統についてのみ記します。推し量って書くことはいたしません。
この姓には、8の系統がございます。
あなたのお家が、そのどれに連なるか。
家紋・ご宗派・ご先祖の土地。この3点は、由来も伝わり方も別のものでございます。
その3点が同じ方向を指したとき、お家の系統は絞られてまいります。
姓氏研究レポート ¥48,000(系統所見を含みます)
公式LINEで姓をお送りいただいた方には、その姓の記載を改めたときにお知らせいたします。一覧に無い姓のご希望も、LINE でお受けしています。
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調査・監修 山名令修(姓氏研究家)/ 合同会社和氣流開明学館
本ページに記しましたのは、いずれも典拠を確かめえたことのみでございます。推し量って補ったところはございません。文献に未詳のものは「未詳」と記します。
記載は調査の進展にあわせて改めてまいります。更新の日付を本文上部に掲げております。

あわせて

出典
  1. seishi_data系統①・roots_estimation(バッチ0・語源基準2巡検品 2026-08-15)