小野姓
おの
調査・監修 山名令修系統 6更新 2026年9月
この姓の起こり
小野――『新撰姓氏録』に、遣隋使の小野妹子が近江国滋賀郡の小野の村に家を構え、それをもって氏としたと記されております。
小さな野。小野は、もとは山裾のなだらかな野を指す言葉でございました。妹子の家はその土地の名を氏とし、以来、朝廷の実務を担う家として続きました。
歌人の小野篁(たかむら)、書の小野道風(とうふう)、そして小野小町も、この流れの人と伝えられております。
一方で、小野という地名は日本じゅうにございます。氏の流れとは別に、それぞれの土地の小野から起こった家も数多くございます。
古い氏の名がそのまま家の名になったお家と、土地の小さな野から起こったお家。同じ小野でも、辿る先が違うことがございます。
「小」の字は、小さいというより、ゆるやかで穏やかなさま。荒れた大野に対して、人の住みよい野を小野と呼びました。
成り立ちの型 氏族系古い氏(うじ)の名が、そのまま家の名として今に残っております。
土地でもなく、役目でもなく、氏の名そのものでございます。
本調査では、全国の小野姓を6の系統に分けて把握しております。
分布
- 全国順位
- 第64位(明治安田生命2018年調査では第54〜55位)
- 推定人口
- 約26.9万〜29万人
- 現在の主な地域
- 青森県・埼玉県・千葉県・東京都・滋賀県
旧国名は、各系統の発祥地・定着地として確かめえたものを、系統の別なく並べております。どの系統がどの土地かは、レポートに記しております。
6の系統
④
篁流・近世武家(小野次郎右衛門忠明・小野派一刀流)系
詳細はレポート
⑤
地名由来・在地系(出羽・陸奥・寒河江・播磨・上総)
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⑥
菊池氏族・佐竹氏族・常陸・豊前・豊後系
詳細はレポート
各系統の由来・分布・出典・家紋・ゆかりの社については、姓氏研究レポートに記しております。
祖神は、氏族が定まる系統についてのみ記します。推し量って書くことはいたしません。
この姓には、6の系統がございます。
あなたのお家が、そのどれに連なるか。
家紋・ご宗派・ご先祖の土地。この3点は、由来も伝わり方も別のものでございます。
その3点が同じ方向を指したとき、お家の系統は絞られてまいります。
姓氏研究レポート ¥48,000(系統所見を含みます)
公式LINEで姓をお送りいただいた方には、その姓の記載を改めたときにお知らせいたします。一覧に無い姓のご希望も、LINE でお受けしています。
公式LINEを開く調査・監修 山名令修(姓氏研究家)/ 合同会社和氣流開明学館
本ページに記しましたのは、いずれも典拠を確かめえたことのみでございます。推し量って補ったところはございません。文献に未詳のものは「未詳」と記します。
記載は調査の進展にあわせて改めてまいります。更新の日付を本文上部に掲げております。
出典
- seishi_data系統①・roots_estimation(バッチ0・語源基準2巡検品 2026-08-15)