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松下姓

まつした
調査・監修 山名令修成り立ち 植物系更新 2026年8月

この姓の起こり

松下と書いて、松の下。松の木のもとにあった家でございます。

「下」の字には、二つの読み方がございます。ひとつは「しも」、上に対する下手(しもて)のこと。もうひとつは「もと」、物のきわ、たもとのことです。松下の下は、この後者でございます。松のたもと、松の根方のあたりを申します。

松は、村の境や辻、社の前に植えられ、目印として長く残る木でございました。よその木と違って、枯れずに冬も青いままでございますから、代々の目印になります。その松のかたわらに家を構えた者が、松下と呼ばれ、そのまま名乗りました。

ですから松下のお名前は、一つの流れではございません。大きな松のあった土地ごとに、それぞれ別々に起こっております。

遠江国には松下の家がございまして、松下之綱(ゆきつな)は、若き日の豊臣秀吉が身を寄せた主として知られております。

どの松の下に建った家なのか。

成り立ちの型 植物系身近な草木が、名になりました。
その土地に何が生えていたかが、いまも残っております。

分布

旧国名
遠江国
この姓は、詳しい調査がこれからでございます。
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調査・監修 山名令修(姓氏研究家)/ 合同会社和氣流開明学館
本ページに記しましたのは、いずれも典拠を確かめえたことのみでございます。推し量って補ったところはございません。文献に未詳のものは「未詳」と記します。
記載は調査の進展にあわせて改めてまいります。更新の日付を本文上部に掲げております。

あわせて

出典
  1. 太田亮『姓氏家系大辞典』
  2. 丹羽基二『日本苗字大辞典』
  3. 『寛政重修諸家譜』