寒露のころ 蟋蟀在戸(きりぎりすとにあり)
朝の1分で1日が整う 神さまに語りかける祝詞の習慣
朝の1分でできる祝詞(のりと)の習慣について、佐久間令宗が日々唱えている祝詞の言葉と、感謝と願いを奏上する順序、無理なく続けるコツを紹介します。
この記事の答え
朝の1分、祝詞を唱えて神さまに感謝と願いを伝える習慣を持つと、その日の心の向きが整うと私は受け止めています。難しい言葉は要りません。私が日々唱えている祝詞のあとに、感謝と、家族や関わる人の平安を願う言葉を添えるだけです。声に出しても、心の中で唱えてもかまいません。大切なのは、心から感謝を伝えることです。
01朝はどうしてこんなに慌ただしいのか
朝は、バタバタしがちです。お弁当を作って、洗濯機を回して、子どもや家族を送り出して、自分の支度をする頃には「はあ、疲れた」という声が聞こえてきそうです。1日が始まったばかりなのに、もう氣持ちがすり減っている。そんな朝を過ごしている方は多いのではないでしょうか。
でも、朝のほんの1分でいいのです。その1分で、あなたの1日の向きを切り替えることができると私は考えています。そのカギになるのが、祝詞と言上(ことあげ)です。
02祝詞とはなにか
祝詞とは、日本に古くから伝わる、神さまに語りかける言葉です。神社でお祓いを受けるときに聞く、あの独特の節回しの言葉を思い浮かべる方も多いと思います。
ただ、家で唱える祝詞に、難しい言葉は要りません。大切なのは、心から神さまに感謝を伝えることです。言葉の形よりも、その言葉に乗せる心が、運氣を整えてくれると私は受け止めています。
03私が朝に唱えている祝詞
では、朝の1分にどんな祝詞を取り入れたらよいのか。ここでは、私が日々唱えている祝詞をそのまま紹介します。
あなとうと あなとうと 真大神(まことおおかみ)をはじめ 諸津神(もろつかみ) 諸津御霊(もろつみたま)に言上(ことあげ)申し上げます
佐久間令宗が日々唱えている祝詞
この後に、感謝と願いを奏上します。私の場合はこのような言葉です。
本日も素敵な1日を与えていただきありがとうございます。本日も家族、関わる人々が平和で心穏やかに過ごせますように。また、すべての人が笑顔でありますように
佐久間令宗が日々奏上している言葉
声に出して読んでも、心の中で唱えてもかまいません。
04感謝と願いを添える理由
ポイントは、感謝と願いの両方を入れることです。感謝だけでも、願いだけでもなく、両方を言葉にする。そうすることで、宇宙も神さまも「この人はもう受け取る準備ができている」と認めてくださり、より豊かな流れを与えてくださる。私はそのように受け止めています。
05背筋を伸ばして唱える
さらに、祝詞を唱えるときは、ちょっとだけ背筋を伸ばしてみてください。姿勢を正すだけで氣の流れが変わり、言霊の力が体の中にすっと染み込んでいくように感じられます。
朝の1分、この習慣を続けていくと、心のざわつきが減っていく、人間関係がスムーズになる、不安が軽くなる、自然と笑顔が増える。そうした変化が起きていくと私は受け止めています。祝詞は、その日を氣持ちよく始める魔法のスイッチのようなものです。
06続けるコツは、自分に合った形で
最初はピンと来なくても大丈夫です。声に出すのが恥ずかしい方は、朝の水を飲みながら心でつぶやくだけでもかまいません。神棚がなくても、決まった場所がなくても始められます。
あなたに合った形で、無理なく続けていくのがコツです。あなたの朝が整い、毎日がより豊かでしあわせな流れに包まれますように。
静かに、手を合わせてみてください。
よくあるおたずね
- 祝詞を唱えるのに、神棚や特別な場所は必要ですか。
- 必要ありません。台所でも、玄関でも、朝の水を飲みながらでもかまいません。心から感謝を伝えることが大切です。
- 祝詞の言葉を正確に覚えていなくても効果はありますか。
- 言葉の正確さより、感謝と願いを心から伝えることが大切だと私は考えています。最初は記事の言葉をそのまま読み上げるだけで十分です。
- 声に出さなくてもよいのですか。
- かまいません。心の中で唱えても、言葉に込めた心は届くと私は受け止めています。慣れてきたら、小さな声でも出してみてください。
この記事のことば
- 祝詞(のりと)
- 神さまに申し上げる言葉です。神社の祭りやお祓いで、神職が唱えるものがよく知られています。この記事では、家で日々唱える短い言葉も祝詞として紹介しています。
- 言上(ことあげ)
- 神さまや目上の方に申し上げることです。私が学んだ祝詞では「ことあげ」と読んでいます。
- 奏上(そうじょう)
- 神さまや高い立場の方に、言葉を申し上げることです。
- 言霊(ことだま)
- 言葉に宿るとされる力のことです。日本では古くから、口にした言葉が現実に働きかけると考えられてきました。
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