佐久間令宗ブログ / 暮らしに根付く祈り

寒露のころ 蟋蟀在戸(きりぎりすとにあり)

朝の1分で1日が整う 神さまに語りかける祝詞の習慣

朝の1分でできる祝詞(のりと)の習慣について、佐久間令宗が日々唱えている祝詞の言葉と、感謝と願いを奏上する順序、無理なく続けるコツを紹介します。

暮らしの便り公開 2026年10月23日更新 2026年10月23日3分で読めます

この記事の答え

朝の1分、祝詞を唱えて神さまに感謝と願いを伝える習慣を持つと、その日の心の向きが整うと私は受け止めています。難しい言葉は要りません。私が日々唱えている祝詞のあとに、感謝と、家族や関わる人の平安を願う言葉を添えるだけです。声に出しても、心の中で唱えてもかまいません。大切なのは、心から感謝を伝えることです。

01朝はどうしてこんなに慌ただしいのか

朝は、バタバタしがちです。お弁当を作って、洗濯機を回して、子どもや家族を送り出して、自分の支度をする頃には「はあ、疲れた」という声が聞こえてきそうです。1日が始まったばかりなのに、もう氣持ちがすり減っている。そんな朝を過ごしている方は多いのではないでしょうか。

でも、朝のほんの1分でいいのです。その1分で、あなたの1日の向きを切り替えることができると私は考えています。そのカギになるのが、祝詞と言上(ことあげ)です。

02祝詞とはなにか

祝詞とは、日本に古くから伝わる、神さまに語りかける言葉です。神社でお祓いを受けるときに聞く、あの独特の節回しの言葉を思い浮かべる方も多いと思います。

ただ、家で唱える祝詞に、難しい言葉は要りません。大切なのは、心から神さまに感謝を伝えることです。言葉の形よりも、その言葉に乗せる心が、運氣を整えてくれると私は受け止めています。

03私が朝に唱えている祝詞

では、朝の1分にどんな祝詞を取り入れたらよいのか。ここでは、私が日々唱えている祝詞をそのまま紹介します。

あなとうと あなとうと 真大神(まことおおかみ)をはじめ 諸津神(もろつかみ) 諸津御霊(もろつみたま)に言上(ことあげ)申し上げます

佐久間令宗が日々唱えている祝詞

この後に、感謝と願いを奏上します。私の場合はこのような言葉です。

本日も素敵な1日を与えていただきありがとうございます。本日も家族、関わる人々が平和で心穏やかに過ごせますように。また、すべての人が笑顔でありますように

佐久間令宗が日々奏上している言葉

声に出して読んでも、心の中で唱えてもかまいません。

04感謝と願いを添える理由

ポイントは、感謝と願いの両方を入れることです。感謝だけでも、願いだけでもなく、両方を言葉にする。そうすることで、宇宙も神さまも「この人はもう受け取る準備ができている」と認めてくださり、より豊かな流れを与えてくださる。私はそのように受け止めています。

05背筋を伸ばして唱える

さらに、祝詞を唱えるときは、ちょっとだけ背筋を伸ばしてみてください。姿勢を正すだけで氣の流れが変わり、言霊の力が体の中にすっと染み込んでいくように感じられます。

朝の1分、この習慣を続けていくと、心のざわつきが減っていく、人間関係がスムーズになる、不安が軽くなる、自然と笑顔が増える。そうした変化が起きていくと私は受け止めています。祝詞は、その日を氣持ちよく始める魔法のスイッチのようなものです。

06続けるコツは、自分に合った形で

最初はピンと来なくても大丈夫です。声に出すのが恥ずかしい方は、朝の水を飲みながら心でつぶやくだけでもかまいません。神棚がなくても、決まった場所がなくても始められます。

あなたに合った形で、無理なく続けていくのがコツです。あなたの朝が整い、毎日がより豊かでしあわせな流れに包まれますように。

静かに、手を合わせてみてください。

よくあるおたずね

祝詞を唱えるのに、神棚や特別な場所は必要ですか。
必要ありません。台所でも、玄関でも、朝の水を飲みながらでもかまいません。心から感謝を伝えることが大切です。
祝詞の言葉を正確に覚えていなくても効果はありますか。
言葉の正確さより、感謝と願いを心から伝えることが大切だと私は考えています。最初は記事の言葉をそのまま読み上げるだけで十分です。
声に出さなくてもよいのですか。
かまいません。心の中で唱えても、言葉に込めた心は届くと私は受け止めています。慣れてきたら、小さな声でも出してみてください。

この記事のことば

祝詞(のりと)
神さまに申し上げる言葉です。神社の祭りやお祓いで、神職が唱えるものがよく知られています。この記事では、家で日々唱える短い言葉も祝詞として紹介しています。
言上(ことあげ)
神さまや目上の方に申し上げることです。私が学んだ祝詞では「ことあげ」と読んでいます。
奏上(そうじょう)
神さまや高い立場の方に、言葉を申し上げることです。
言霊(ことだま)
言葉に宿るとされる力のことです。日本では古くから、口にした言葉が現実に働きかけると考えられてきました。
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この記事を書いた人

佐久間令宗さくま れいしゅう

和氣清麻呂公の流れを汲む和氣生京先生の祈りを受け継ぎ、祖霊祭と土地・建物の神事を執り行っています。また、広島を拠点に、地震鎮めと世界平和を祈る活動をしています。

著者について詳しく

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